ReDIce ウォーロード/男たちの誓い
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2025/05/10 (Sat)

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2010/05/13 (Thu)

ウォーロード男たちの誓いを見ました。ジャンルは歴史アクションですかね。戦っているシーンは多かったけど、アクション物にしてはストーリの軸がしっかりしていた気がする。この作品が実際の事件をモデルにしているらしく、そこから生まれるリアルさが、そう思わせたのでしょう。しかし、ストーリーは若干説明不足な点があって、背景が捉え難く感じてしまい、気にしないで見るべきか考えながら見るべきか、迷いながら見ていました。
中国清朝末期を舞台に繰り広げられるこの作品。中国・香港映画で原題は「投名状」。投名状とは義兄弟の契りを結ぶ際の儀式の事を言うのでしょう。投名状という幾つかの制約の元に、連判状のような契りを交わすのである。その義兄弟の契りを交わしたのが、元軍人のパンと盗賊のアルフとウーヤンの3人。アクション部分以外にも、この3人が織り成す人間関係を描いている部分にも注目して見なくてはいけない。擦れ違っていく3人の想い。それぞれの考えが交錯し、屈折し、3人の関係が歪んでいく。理想を求めて色々な物を犠牲にし、時には矛盾したやり方で上を目指すパン。そんなパンに疑問を抱き、心が離れながらも信じたアルフ。パンの理想を信じて、疑問を抱くアルフとの板挟みになりながらも、パンに付いて行ったウーヤン。3人の義兄弟への想いが、切なく悲しい物語へと発展させていく。しかし、3人のその想いも結局は官僚の思惑通りに利用されるだけの形となってしまう。それがまた、利用するだけ利用して捨てるという理不尽さを物語っていて、余計に切なくなる。
殺したくないのに殺さなくてはならない。それが、かつての同胞や義兄弟であっても・・・。その葛藤の中を必死に生きる姿を描いている。ストーリーの最初から女性絡みの三角関係的な内容もあって、3人の擦れ違い要素の一つとして最後の方で扱われたが、そこはスルーしたかった感がある。純粋に義兄弟ネタだけで構成が確立できた話だと思っている。
ジャンル的に史劇の部分ばかり書いてしまったが、アクションの部分にも少し触れていこうと思う。アクションシーンはウーヤンvsパンとかスピーディな物と、戦争の凄惨さ悲惨さを描いた物があって。後者は何て言うか生々しさがあって、下手に派手なアクションよりもリアルさがあって、見入ってしまった。
最初は勝利を共に分かち合っていた3人が、目的の相違からか徐々に擦れ違っていき、そのまま悲しいラストを迎える。この作品の見所は、そのドラマ性にあると思う。序盤では盛り上がりのある展開を見せていて、中盤からラストではテンションの起伏のある展開ではなくなり、ローテンションな展開になるが、そのドラマ性を表現すべく、重く切ない雰囲気でラストへ向かうのだろう。
歴史物は好きなので、割と楽しめた作品だと思います。見た事のない人は是非。

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